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映画とか、ドラマとか。

「Greatest Showman」人との出会い、大事にしよう。人を愛そう。

仕事後のゲオパトロールの回数=疲労度数

 

の、Akiです。おはようございます。

そろそろゲオの株でも買いたいなあと思うこの頃です。

(金はないけどそういうことは言いたい年齢だけは大人)。

 

さて、実は2月から映画館に行ってなくてとても心の渇きを

覚えていた今日この頃。

「え?今更!?」と思われそうですけども、見てきました。

グレイテスト・ショーマン

いやあ・・・スゴカッタデスヨ。

なんで私これ見ずに生活できていたんだろうな?って思うくらい

素晴らしいグレイテスト・ショーでした!!!

(何度も「グレイテスト・ヒューマン」って間違えるのはやめよう)

 

グレイテストな映画、グレイテストなキャスト、グレイテストな歌!

一流のエンターテイナー映画ここにあり!!!

こんな王道ミュージカル久々でもう胸にガンガン来るんですよ。

もちろん歌も素晴らしいんですけども私はそれ以上に

「グレイテスト魂(ソウル)!!!!」と涙を流しながら訴えたい、

「胸をえぐるような出演者の力」を感じました。

 

いやーーー…もうほんっとに。2018年まだ始まったばっかやで?と

訴えたいです。ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールに。

 

つかみはOK!バーナムの少年時代

 

この映画はもうストーリーはめちゃくちゃわかりやすい

「一人の男の栄光と挫折、そして再生のサクセスストーリー」

(一行でまとめやがった)なのですが

まずそういうのって掴みが大事だと思うんです。

サウンド・オブ・ミュージック」も「レ・ミゼラブル」も

最初のワンシーンから強めのカウンターパンチをくらって引き込まれる。

 

私の「ミュージカル映画における強めのカウンターパンチ」が

グレイテスト・ショーマン」では「ミリオン・ドリームス」です。

 


YouTubeって本当にドラえもんの道具かなって思うわ。

 

この少年役の声!!!!

本当に綺麗なボーイソプラノ。聞いているだけでもう

大号泣でした。歌は吹き替えだそうです。

(エリス・ルービンくん(役者)美少年ですね)

このね、「ミリオン・ドリームス」でバーナムとチャリティの恋が

語られるわけです。

 

映像もきれいで、美しい初恋からふたりは本当の夫婦になる・・・

私が書くととてもうすっぺらくなるのですが

何も不自由なく育ったお嬢様チャリティを本当の意味で

笑わせるのは仕立て屋の息子バーナムだけ…という最後までの布石になるシーン。

バーナムが布をバッと広げるシーンが印象的でした!!

この映画、色彩がすっごくきれいです。見てるだけでわくわくしてくる。

そんな色使い。

 

ストーリーのシンプルさ、だから曲が映える

 

ここでストーリーのことに触れますとストーリーは全く単純明快な

わけです。「一人の男の栄光と挫折、再生のサクセスストーリー」です。

 

でね、ねえ、この手の男ってね、

地位と名誉を手に入れると女で身を滅ぼしますよね。

バーナムも例に漏れずですよ。

ミシェル・ウイリアムズで何が不満なんだ!!って話です

(いや不満だから不倫に走ったわけではないんですけど)

 

この「成功者の影に女有」の法則はもうたぶん世界が滅びるまで

崩れることはないんだろうねって思ってるんですけど、

それはともかく起承転結がはっきりしているので

ストーリーがシンプルなだけに歌のパワーに圧倒されます。

このストーリーが単純っていいなって思うわけです。

もうその分歌に集中できるし、感動できる。

 

「ああ、これはこうなるんだろうな」という「安心感」から

歌への「うわああああスゲエエエエ!!!!!」感に没頭できる。

キラキラザック王子の恋の行方も、

ヒューの「俺は死なねえ!」感も

この映画にみなぎる

「俺たちが死んでもエンターテイメントは続くから!!!」的なメッセージも

「ありがとおおおヒューー!!!!!!」ってなるパフォーマンスも

ストーリーが単純明快なおかげです。

 

飾らないシンプルなセリフがこの映画の主人公である「曲」を

また引き立てているのです。すげえな…もう何もかも完璧すぎてやんなるわ。

 

王様ヒュー・ジャックマンとキラキラ王子様ザック・エフロン

 

私が「うおおお帝劇で山口祐一郎閣下と井上芳雄王子で見たい…」と震えた

「The Other Side」。めっちゃくちゃかっこいいです!!この曲!!!

バーナム(王様ヒュー・ジャックマン)とフィリップ(ザック王子)の

ふたりの友情がここから始まる。

きっとこのふたりは「エンターテイメント」がなければ一生出会わなかったし、

出会ってもわかりあえなかったでしょう。

成り上がりと笑われるバーナム。上流階級の華のフィリップ。

ここ、王様ヒューはもちろんなんですけどその王様に食らいつく

元祖・キラキラ王子ザック・エフロンがいいんだ!

バーナムに出会うまでつまらなかった人生。それが一瞬で色づく。

世界が変わる。それをザック王子が見事に歌と演技で表現している。

王子と私が10年前夢中になったザック王子…大きくなって…!(そっと涙をふく)

(※ザック王子が大フィーバーした「ハイスクールミュージカル」を映画館で

5回見た暇だったわたし、聞いているか?ザック王子は今もザック王子です!!)

 

私はフィリップは2回恋をして生まれ変わったと思っています。

1回目はバーナムと。2回目はアンと。

バーナムとの出会いは、彼の世界を変えました。

灰色だったフィリップの世界は、バーナムによってカラーの世界になる。

チャリティといい、バーナムは「人の人生をカラーにする」=

「世界はこんなに美しいんだ!!!」と教えてくれる人。すごい・・・

それをなんの違和感もなく「ああ、バーナムってこんな人だったんだろうな」って

思わせるヒューまじすごい・・・。

 

そして。

 

空中ブランコの恋・ザック王子とアン

 

フィリップの2回目の恋。

 

空中ブランコの劇団員・アンとの恋です。

フィリップの一目ぼれで始まった恋は、上流社会でテキトーに恋をしていた

(と思っている。本当に似合うよ・・・ザック王子まんまだよ・・・)

フィリップの価値観、人生を変えます。

(余談だけどザック王子ってこういう女性好きになるのがすごいデジャヴで。

っていうか完全に「ハイスクールミュージカル」のガブリエラが

ザックの永遠の相手役なんで・・・←個人的な思いれがすごい)

 

この二人のシーンがものっすごくいい。映画館で見てよかった!!!

っていうかザック王子、

「キラキラしてたザック・エフロンはどこへ…」って思ってたんだけど

今でもザックは王子様だった!!!

ザックってこういう「君のおかげで世界が変わったよ系男子」似合うと思ってます。

本人ちゃんと魅力的なんだけど、なんだかつまらなくてどきどきわくわくしなくて、

そこに自分にまったく興味を示さない女の子に恋をして。

っていうかだいたいアメリカのティーン映画そんな感じだけど

ザック王子がザック王子なのはそれが似合うから。

30代でもそれができるの、ザック王子だから・・・

30代のレオ様はできなかったから・・・(ひとこと余計)

(っていうか妹が「ザックがオッサンに…」ってショック受けていたんだけど

私が全然そうは思わなかったのはザックが一個下だったからだとわかった・・・

年からの親近感すごい)


相手役のゼンデイヤが大きいんだよね。ザック王子…身長…

 

はーーーー。ザック王子が健在で嬉しかったです。

(ハイスクールミュージカル、見てほしい。

そこにキラキラ王子様がいると思ったらそれがザックです!!!)

 

グレイテスト・ショーマンとは「人生を変える出会い」

 

本当に人との出会いってすべてを変えるというか、

人生って人との出会いなんだなと思います。

バーナムはチャリティと出会って変わり、ジェニーと出会って変わり、

またチャリティの元に帰ってくる。

「いつも一緒にいる人」と違う人に出会うとすごく新鮮だし、

刺激もあって楽しくなるけどそれが永遠とは限らない。

バーナムにとって「家」はやっぱりチャリティだった。

 

フィリップはバーナムとアンと出会って人生が変わった。

フィリップは居場所を見つけたんですよね。

 

ひげ女のレティはバーナムと「仲間」によって「これが私」=「This is Me」と

気づく。ジェニー役のレベッカ・ファガーソンの歌ももちろん

素晴らしいけれど、私はレティ役のキアラ・セトルの歌が好きです。

「生きてる!!!!」って思わせる歌を歌う。何度も鳥肌がたったよ。

 

はーーーー。私も人との出会いを大事にしよう。

私の人生に関わってくれている全員を愛そう。

 

「The Greatest Showman」(2018・アメリカ)

 

監督 マイケル・グレイシー

キャスト ヒュー・ジャックマン

     ザック・エフロン

     ミシェル・ウイリアム

 

 

 

 

 

 

ザック王子様・・・(声が高い)


始まりの予感 ハイスクール・ミュージカル